ロンドン五輪!~男子体操について~
ロンドンオリンピック、盛り上がっていますね~。
体操の内村航平選手の個人総合の金メダルは、本当~にすごかったです!
私はその昔、「月刊スポーツアイ」という雑誌の編集者兼カメラマンでした。この雑誌は体操・新体操・フィギュアスケートなどの採点競技を主に取り扱っているアマチュアスポーツの雑誌(今は残念ながら廃刊になっています)だったので、体操の試合は高校生の大会から国際大会まで数多く取材に行ったものです。そのため、いろいろな素晴らしい演技を見ることができましたが、今回の内村選手もまた素晴らしい演技でしたね!
去年、体操の世界選手権が東京で開催されましたが、さかのぼること数十年前、1995年の世界選手権も日本開催、福井県鯖江市で行われました。私は大会期間中編集者兼カメラマンとしてずっと取材をしたほか、大会中に開局したミニFM局に出させていただいたりもしました。
この大会の日本男子チームの成績は、団体は見事に銀メダル、個人総合は畠田好章選手の6位が最高、種目別あん馬、鉄棒でも畠田選手の銀メダルが最高というなかなかの結果でした。この時のエース畠田好章さんは、その後日体大の監督となり、内村選手を育てあげました。内村選手のコメントにも「畠田さんは世界での戦い方を教えてくれた」とあります。鯖江世界選手権での畠田さんも「団体でのメダル獲得が一番大事!」と今回の内村選手のように団体にかける意気込みを前面に出していたのが印象的でした。
体操の団体種目は組織プレーなどはなく結局は個人競技なのですが、同時にチームとしての喜びや団結力を感じることができるので、見ていてとても気持ちが良く、感動しますね。
この畠田さんは、とても面倒見が良い方で、1995世界選手権鯖江大会では「触りますか?重いでしょう!」と、私のようなプレスの人間にまで銀メダルをさわらせてくれたり、雑談中に私が見たかったバラエティー番組(「さんまのなんでもダービー」という番組でした…(ノ∀`))を見逃したと言ったら「後輩が録っているはずだから貸してあげますよ!」と次の取材時にビデオを持ってきてくれたり、行動が早い、気配りの人でした。
きっと内村選手も日体大時代の4年間、この気配りの人・畠田さんのもとでストレスを感じることなく、存分に自分の力を伸ばせる環境にあったのではないかな~と思います! 内村選手が今後どこまでさらに進化した姿を見せてくれるのか、とても楽しみですが、同時に畠田さんの指導者としてのご活躍も私はとても楽しみにしています!
ちなみに、これは1995世界選手権のうちあげか何かの時の写真です。私の髪型がヘンですが、畠田さんはさわやかでかっこいいですね!
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2012年8月5日 | コメント/トラックバック(0) |
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