金融機関の見ている経営指標
とある金融機関の方の話によると、会社の決算書のなかから次のような経営指標を見ているそうです。
・流動比率
・固定長期適合率
・自己資本比率
・経常収支比率
・インタレストカバレッジ
・キャッシュフロー
・債務償還可能年数
・総資本経常利益率
・売上経常利益率
・自己資本の額
このなかのインスタントカバレッジとは、インスタントカバレッジレシオともいいます。会社の借入金等の利息の支払い能力を測るための指標のことで、以下の算式から導きだされます。
「インタレストカバレッジレシオ=事業利益(営業利益+受取利息・配当金)÷支払利息・割引料」
この倍率が高いほど、利息の支払担保が大きい、つまり負債返済の安全度が高いということを示しています。指標からはこのように会社の状態が
とはいうものの、いわゆる「町の中小企業」はあまり経営指標には神経質になりすぎることはないと私は考えています。あくまでも参考程度に指標をとらえる程度で結構です。このあたりの分析に時間をかけるよりも、利益を生み出すこと、利益をうむ仕組みを考えることに時間を費やすべきだと思っているからです。
本質を見失わないように頑張りましょう!
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2012年9月19日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:税金&経営クリニック