印鑑の押印方法って?
前回に続いて印鑑について書いていきたいと思います。今回は、押印方法の話です。
印鑑にはいろいろな押印方法があります。ここでは、主なものを紹介します。
1.割印・・・割印とは、二つの書類が関連していることを証明するために押印するものです。大事な契約書などに押印する際、使われる方法ですね。正と副の2通の契約書にまたがらせて押印することで、2通同時に作られたことを証明します。
2.契印・・・契印とは、2枚以上の書類が連続していることを明らかにするために押印した印をいいます。これによって契約書の一部が差し替えられていないことが明らかになるというわけです。
3.捨印・・・捨印は自分が記載した内容を後から訂正できるように、欄外にあらかじめ押印しておくことです。これによって訂正箇所が後に発見されても訂正印を押すことがなく、訂正が可能です。しかし、勝手に文書を改ざんされても有効となってしまうため、押印の際は注意が必要です。
4.消印・・・収入印紙などの一部に印鑑を押して、再利用できないようにする行為です。収入印紙の場合、契約書や領収書に収入印紙を貼り、消印をした時点で、印紙税を国に納付したこととなります。
印鑑の押し方にもいろいろな意味があるということですね。しっかり使い分けていきましょう♪
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2012年9月6日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:税金&経営クリニック